9月23日朝8時 新宿を出発したツアーバスは、連休で混雑する関越道を富山へと向かった。
20年ほど前小林治の小説で知った越中富山「おわら風の盆」は、是非行きたいと思いながらも機会がなく、「行ってみようか」と話がまとまったのは退職後入学した東京農大成人学校の仲間との酒の席であった。
ツアー会社の企画イベントで「月見のおわら」があることを知り、本祭りの大混雑ほどではなく写真撮影も可能とのこと。
それではと有志を募ったところ一泊二日の旅に12名が集まった。
長野インターから北に向かい白馬高原のオリンピックシャンツエを左に見てさらに北上、糸魚川で日本海が開けた。
北陸道を富山インターでおりて八尾(やつお)の町に着いたのは17時を回っていた。
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