写真の撮り方       ’05-12-6

 1.構図

 主な画面構成:写真では、構図は自由であり、被写体、撮影者の意図、天候、特に光と影等の条件により任意に選定してよい。基本的なパターンを記載するが、あまり原則に縛られると、かえって個性の無い平凡な写真になる。

     三角形構図

     日の丸構図

     S字型構図

     トンネル構図

     放射線構図

     シンメトリー構図

     垂直線構図

     面構成構図

 

 2.縦位置と横位置

  被写体にカメラを横に構えるか縦に構えるかにより写真の印象が全く異なる場合がある。経験の浅い人は、横位置が多いが、縦構図により前景を生かして、奥行きを強調する事が出来る場合もあるため、良い被写体にめぐり合ったら、両方のフレーミングで撮影する事が好ましい。

 

 3.その他

     対象物を画面中央に置かない

     被写体を真正面から撮影しない

カメラアングルを変えてファインダーを覗いてみる

     情景にそぐわない物を写さない

(通行)人、電柱、電線、車、立て札、ごみ、汚れ

     なお、縦方向のトリミングは通常行われる

フィルムの大きさは36×24mm(1.51)、写真の大きさ(1.21

     光と影を選ぶ

     可能な限り絞り込む

     可能な限り三脚を使用する

     明るい被写体(白っぽい花等)をぼけに使わない

     添景を探し、画面に収まる場所を見つける

     主役の他に脇役を入れる

主役と脇役は同じ大きさに並べるのではなく、前或いは後ろに置き、奥行きをだす

   * 無駄な空間の面積を少なくする